
レーシック失敗の不安を徹底質問①
登場人物
- Dr.オカダ
- 自称レーシック研究家のDr.オカダ。長年日本のレーシックについての情報を発信しつづける。視力が回復して喜ぶ人の姿を見るのが生き甲斐。
- アツシ
- レーシックを受けたいが失敗を恐れて踏み出せない男性アツシ。コンタクトの煩わしさに日々ストレスを感じている。

こんにちは!ドクター岡田じゃ。今日はレーシック手術の現状とリスク、レーシックと失敗の可能性、ネットに出回っている真実と嘘について詳しく説明するぞ。
「視力は回復したい!でもレーシックは失敗が怖い!」こう思うのはみんな同じ。あなたの不安はもっともなことじゃ。ここではあなたの質問にズバッと答えていくからよーく読んでくれ。

レーシックの現状ってどうなんですか?

レーシック技術は近年もの凄く進化しておる。ブームだった2008~2010年頃とは比較にならないくらいじゃ。

ヤバイクリニックがあるって本当ですか?

レーシッククリニックはここ数年は自然淘汰され、杜撰な経営のクリニックはほぼ潰れておる(たくさんの健全なクリニックも潰れていったのは残念じゃが・・・。)
銀座眼科の事件以来、本当にヤバイ眼科は次々と閉院。その結果、安心な大手が残ることになったのじゃが、ワシがまずいと思うのは、地方の大学病院などで行われる時代遅れの初期型ケラトームレーシック。
有名な病院だからという安心感から、そこでレーシック手術を受けてしまうと、角膜を分厚目に削られ、目への負担が大きくなってしまうのじゃ。やはりレーシックは、レーシック専門クリニックの大手が一番安心で、そこでは最先端の施術が受けられる。

レーシックで失明しないか心配なんです。目にレーザーを当てたら失明するんじゃないか不安です。

レーシックが行われるようになって30年。日本だけでなく、世界中でレーシックが原因で失明した人はゼロじゃ。確かに初期のケラトームレーシックは、角膜を削るイメージで医師の技術力などにより失敗のリスクはあった。
しかし現在の最先端のレーシックは、機械が目の動きを追いかけ、人でなくレーザーが角膜を削り、医師の技術はほぼ必要ないんじゃよ。
医師の役目は患者を励まし、説明し、安心させることがメインといっても良いくらいじゃ。手術も機械をセットし、フラップをかぶせることがメイン。
レーシックは非常に安全な視力回復手術で、失明のリスクはほぼないと考えていいんじゃ。
レーシック失敗の不安を徹底質問②

昔「レーシックで失敗した」と言っていた人がいたんです!

うんうん、確かにワシの周りにもそういう人はおったよ。彼らは古いケラトームレーシックを受け、角膜を多く削り、目に負担をかけたため、重いドライアイになったという場合がほとんど。
「毎日目薬が手放せない」という人がいて、「失敗」というイメージがあったんじゃが、彼らでさえ、半年~1年で通常に戻ったと言っておったよ(もちろんドライアイのリスクは事前に説明がある)。
今は目に負担をかけない施術がメインで、ドライアイも1ヶ月程度で収まるものがほとんど。
そもそもクリニック側も、適応検査で目の状態を見て、リスクが出そうな角膜の薄い患者にはレーシックを受けさせてくれんのじゃ。

レーシック手術後にまた目が悪くなったら?

もちろんレーシック後にまた視力が低下することはありえる。じゃがこれはレーシックが原因というより、目に悪い習慣のため、自然に視力低下していく場合がほとんど。
もともと目の悪い人は、目に悪い習慣を持っておるのじゃよ。それを改めんかぎりは、回復後もまた視力が低下することは当然ある。
しかしまた目が悪くなっても再手術は可能じゃ。そもそもクリニック側も適応検査の段階で、2~3回以上再手術できる角膜の厚さがある人しかレーシックをしてくれんのじゃ。

レーシックをするとスポーツができなくなるんですか?

いやいやそんなことはない。レーシック後も自然に角膜がくっつくため、普通にスポーツはできるよ。
ただし、格闘技やラグビーなど、目に直接の力が加わる恐れのあるスポーツをする場合は、フラップを作らないラゼックやエピレーシックがおすすめじゃ。格闘家の角田信朗などは、品川近視クリニックでラゼックを受けておったの。
レーシック失敗の不安を徹底質問③

レーシックすると目が疲れやすくならない?

疲れ目になるリスクはあるが、ほとんどは慣れていくの。最初はあまりにもハッキリと視界が見えるから、疲れるような感覚になることがある。

レーシックの副作用はありますか?

レーシックの副作用のほとんどは、ドライアイと光が眩しいこと、そして目が疲れやすくなることじゃ。

手術中に目が動いて失敗しそうで不安なんですが・・・?

これは誰もがそう思うところじゃ。しかし現在のエキシマレーザー装置には、アイトラッカーという眼球追尾装置がついておる。機械が自動的に目の動きを追ってくれるんじゃ。
もちろん目を動かさないことは大切じゃが、このエキシマレーザーを使った施術ならなおさら安心できる。
この眼球の動き(回転運動)に対する、補正追尾が可能なエキシマレーザーは、アマリス(品川近視)とTECHNOLAS217Pじゃな。

では、安心してレーシックを受けられるクリニックはどこですか?

ワシがおすすめするのは、ズバリ、大手クリニックじゃ。以前、レーシックがマスコミに叩かれながらも生き残ってきた実績のある大手クリニックは、技術的にもアフターケア的にも安心。
そもそも、最新機器の導入はお金がかかるから、大手でないと難しいところがあるんじゃよ。レーシックは医師の技術力というより、機器の良し悪しによって決まるからの。
ワシがおすすめするのは、品川近視クリニック。日本トップレベルで世界最高水準の機械と技術、全国5院を展開しているのは今では品川近視だけじゃ。
昔は錦糸眼科や神戸眼科のライバルがおったんじゃが、パイオニアの錦糸眼科が閉院し、今はもうダントツで品川近視クリニックがレーシックNo.1だと言えるの。
より安心を求めるなら、そのクリニックの中でも最上位の施術を選ぶといいかもしれんの(料金は当然高くなる)。
【特別コラム】なぜ大手でレーシックを受けるべきか?
ここでは、なぜワシが大手でのレーシック手術をすすめるのか、大切なことなので具体的に説明していこうと思う。
確かに、地方の小さなレーシック眼科の方が、親身になって手術してくれるイメージはあるんじゃ。しかしレーシックは、より優れた機械を使うことがすべてと言っても過言ではない。
より優れた機械を使えば、視力回復の可能性は上がるし失敗リスクも減る。目の負担も大幅に軽減するんじゃ。
ここで問題なのは、最新の優れたレーザー機器を常に導入し続けるのは費用がかかり、大手にしかできんということ。確かに小さなレーシック眼科で手術しても、最低限の視力は回復するじゃろう。しかし、細かい結果は違ってくる場合が多い。
ここでわかりやすく別の例をあげてみよう。

ワシは若いころ、小さな街医者で盲腸の手術を受けたんじゃ。その結果は無事成功し、盲腸を取ってもらい完治したんじゃが、ワシの腹にはかなり目立つ7センチのキズが残った。
その後、大病院で盲腸の手術をした知り合いに聞くと、1.5センチほどのキズしか残らず、ほとんど目立たないと言っておった。
ワシは当然後悔したよ。じゃが後の祭りじゃった。
わかるかの?これと同じようなことがレーシックでも起こりえるんじゃ。
視力は回復しても、細かい見え方が違う、視界の色合いが違う、目への負担が違う、再手術の安全度が違うなど、最新機器のある大手でレーシックを受けた方が絶対に安心なんじゃよ。
ちなみに某大学病院では、いまだに昔のケラトームレーシックをメインに行っていて驚いたの。しかも料金は20万以上じゃ!!品川近視クリニックなら7万程度で、しかもおすすめされない施術じゃよ。気をつけてほしいものじゃ。
おすすめする大手クリニックランキング
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品川近視クリニック
品川近視クリニックは全国5院を展開する国内トップレベルのレーシック眼科。ワシも一番おすすめしている最大手クリニックじゃ。銀座眼科事件でレーシックの悪い噂が出て、他の大手クリニックが閉院や規模縮小する中でも健全経営をつづけておったのは立派!特にアマリスZレーシックは万全を期す方におすすめじゃ。
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サピアタワーアイクリニック
丸の内一丁目のサピアタワーにある専門クリニック。もともと神戸神奈川アイクリニックに在籍していた名医の北澤先生が執刀責任者となっておる。施術料金は高めじゃが、最新機器による質の高い施術やアフターケアなどを考えればおすすめ眼科といえるのう。
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新宿近視クリニック
新宿近視クリニックも以前は全国に4院を展開していたが、今は新宿本院のみがんばって営業しておる。最近はリレックススマイルをメインにしておるようじゃな。どうせ都内でレーシックするなら上記の2院の方がおすすめなんじゃが、セカンドオピニオンとして使えるかもしれんの。
レーシックの汚点!銀座眼科事件とは
レーシックにおける最大の事件といえば、2008年~2009年に起こった有名な「銀座眼科事件」じゃ(※「レーシック手術集団感染事件」とも言われる)。この事件は一言で言うと感染症事件で、レーシックの誤解を生む発端にもなった事件なので詳しく紹介していく。
事件を起こした東京の銀座眼科は、レーシック手術を行う過程で衛生管理を怠り、患者に感染症を発症させたため、元院長が東京地検に起訴されてしまった。
なぜそのようなことが起こったのかというと、営利目的による衛生管理の手抜きが原因じゃ。
レーシック手術は、角膜の表皮をめくるなどする非常にデリケートな手術。しかし銀座眼科では多額の負債をかかえており、利益を優先させるため、下記のような驚くべきことをしておったのじゃ!!




手術前に手を洗うことすらせんかったとは衝撃じゃ!子供ですら家に帰ったら手洗いするというのに。。
驚くべきことに、当時レーシック手術を手がけていた溝口医師は「少しぐらい菌が付いても大丈夫だと思っていた」と述べていたそうじゃ。これはもう特殊というか、一種の人災じゃよ。レーシック手術そのものが失敗とか悪いとかいう以前の問題じゃ。
この集団感染事件のために被害にあった患者や、健全経営のレーシッククリニックが閉院していったことを考えると不憫でならんの。。。
レーシック手術のリスクと考え方

ここではレーシックのリスクについてより深く説明していくよ。レーシックも手術じゃから、外科手術と同じで完全に失敗リスクがないとは言い切れん。これは確かじゃ。
じゃがワシが言いたいのは、レーシックが成功したかどうかは本人の満足度による!ということなんじゃよ。
視力が2.0になっても、目が乾いたり疲れやすくなったら辛いよね?
パソコン仕事の方は弱めに矯正したり、ドライアイが心配な方は費用をケチらず、目の負担が少なく、より安全性の高い最新施術を選んだりと自分のゴールを考えておく必要がある。





日常生活では1.0くらいの裸眼視力で十分じゃ。1.5もなくても困らんし、逆に目の疲れは軽減されるよ。
だから視力が2.0にならなかったとしても全然失敗ではなく、1.0くらいでも術後の経過が順調で、目に不具合がなければ十分だと考えておくといいじゃろ。
視力について
そもそも視力は遠くを見る力だけじゃない。野球選手やテニス選手が優れているとされている「動体視力」や、車の運転などに役立つ「深視力」など様々な要素が合わさって総合的な視力となるんじゃ。
具体的には下の6種類がある。
遠方視力 | 遠くのものを見る力 |
---|---|
近方視力 | 近くのものを見る力 |
動体視力 | 動くものを認識する力 |
深視力 | 立体感や遠近感を感じる力 |
暗視力 | 暗いところで物を見る力 |
色覚 | 色の違いを認識する力 |
レーシックはこの中の遠方視力を回復する手術じゃ。ここだけが異常に回復してもバランスが悪いとわかるじゃろ?
年齢によるリスク
一般的には18歳未満の方はレーシックに適していないといわれておる。眼が成長の過程のため、レーシックで視力回復してもまた戻ってしまうことがあるからじゃ。
また40歳以上の方が、過度な矯正を行う場合にもリスクがある。40歳以上になると目の調整能力が衰えてくる傾向にあり、強い矯正を行いすぎると近くが見えにくくなったり、老眼が早まるリスクが出てくるんじゃ。
40歳以上の方は、眼科の医師としっかり相談して、軽めに矯正をするくらいが安心じゃの。
視力回復後にまた近視に戻るリスク
一度レーシックを受けたらずっと良い視力が続くわけではない。そもそもレーシックを受けるような低視力な人は、目に悪い生活習慣を持っておるということなので、レーシックで視力回復しても、同じ生活習慣を続けると結局また視力は下がってしまうんじゃよ。
これはレーシック手術の不備が原因で視力低下したと勘違いされやすいんじゃ。
老眼になりやすくなるリスク?
基本的にレーシック手術を受けたからといって老眼になりやすくなることはないと考えていい。レーシックは角膜形状を変えて屈折力を調整することで視力回復する施術じゃが、老眼の原因となる水晶体の弾力性とは関係ないんじゃよ。
だがレーシックで遠くが見えやすくなった分だけ、普通の老眼が始まった場合に余計近くが見にくくなったような錯覚?を感じて、レーシックが原因で老眼が進んだと思ってしまう場合がある。
手抜き検査のせいで、失明するリスクもある
「手術前の検査は、1時間ほどですみます」
レーシック手術を行うクリニックでなにより恐ろしいのは、こんなふうに「効率のよさ」をアピールしているところがあることです。もしもあなたが、そんなクリニックで手術を受けようと思っているなら、絶対にやめてください。なぜなら、レーシック手術の失敗を生む最大の原因の1つが、手術前に行われる検査の手抜きにあるからです。
いわゆる「レーシック難民」と呼ばれる人の多くが、「手術前は簡単な検査で、なんの疑問も感じなかった」と漏らしていることを、知っておいていただきたいと思います。
(引用元: 視力矯正治療 市川一夫)
ICLはレーシックより安全?
眼内コンタクトレンズのICLは、安全な施術で一生クリアな視力が保てると人気が出ている施術です。
レーシック手術には、どうしても術後数年経つと視力が低下することがあります。
特に近視が強かった人や、角膜を削る量が多かった人は、視力の戻りがどうしても高くなります。
では、ICLはどうでしょうか。
1. ICLは眼内のコンタクトレンズを入れる方法なので、近視の戻りが少ないのです。何年経っても術後と同じ視力を保つことが出来ます。
2. ICLは、角膜を削らないので、角膜の微妙な歪みがそれ以上増すことが無いので、術後の視力をいつまでも保つことが出来るのです。
3. レーシック手術は-100以上の強度の近視には、ガイドラインで行うことが禁止されています。
ICLは、むしろ強度の近視にこそ向いている手術です。
4. ICLはレンズを交換する必要はありません。
しかし、他の眼の治療をしたい場合や交換したい希望があれば、いつでも取り出すことが可能です。レンズを取り出すだけで、元の視力に戻すことも出来ます。
・術後の違和感を感じる割合
レーシック 24%
ICL 13%
ICL東京で受けるなら品川近視クリニックか神戸神奈川アイクリニックがおすすめです。
【知っておこう】考えられる術後の合併症や後遺症
ここでは、レーシック手術を受けるにあたり、考えられる合併症や後遺症について説明していく。もちろん手術前にクリニックの医師からも詳しく説明があると思うが、これらをレーシックの失敗と考える人も多いようじゃから、しっかり理解しておく必要があるの。
ドライアイ
レーシック手術後のドライアイは、1ヶ月程度の短期間では、約20人に1人の割合で起こるとされておる。特に、手術前にもドライアイ気味であった場合や、コンタクトレンズの装用期間の長い場合に起こりやすいんじゃ。
なお、ドライアイでレーシックを希望する場合は、適切な治療を受けてドライアイの症状がコントロールできれば、手術が可能ということじゃ。
グレア、ハロー
夜間に照明の光が眩しく感じるものがグレア。また、同様に夜間に光が滲んで見えるものがハローと呼ばれておる。これらは、同時に夜間の視力の低下を起こすんじゃ。
手術後、時間がたって角膜の状態が安定すると、これらの症状も軽減されることが多いの。
術後の乱視
万が一、角膜の削り方に誤差があるときには、乱視が発生する。これはエキシマレーザーを照射する時に照射部分がずれることが原因じゃ。
これを防ぐためには、高性能のエキシマレーザーの使用と執刀医の注意深さが必要になるんじゃ。目の動きを自動で追う高性能レーザーは重要じゃよ。
矯正のしすぎ
視力だけを良くするという方針で手術すると、(遠くが)良く見えすぎ、近くが見にくくなることがある。こんなことにならないためにも、事前のカウンセリングで自分の希望を伝え、充分納得するまで説明を受けることが大切になる。
なお、レーシックの術後は、遠視の状態になりやすいが、時間がたつと正常に戻ることが多いんじゃ。
数は少ないもの
この他に数は少ないものの報告されている合併症、後遺症は次のようなもの。角膜の感染症、フラップのずれや剥がれ、フラップが濁る、角膜の変形など。
この内、角膜の感染症は、銀座眼科事件で有名になったが、実績のあるクリニックでは細心の注意をはらっておるので心配の必要はないじゃろ。
また、フラップに関してのものは、イントラレーシックなどフラップの作成にフェムトセカンドレーザーを使用する手術では、ほとんど起こることはないといわれておるの。
まれにレーシック後に角膜がくっつく前に格闘技の練習などをして、目に力が加わってフラップに皺がよってしまった例などあるが、医師に言われたことを守っていれば問題ない。
レーシック難民について

レーシックの失敗といえば、レーシック難民を思い浮かべる人も多いじゃろ。ここでも少し解説しておこう。
吉田憲次先生の書籍からレーシック難民について引用させてもらうよ。
どうしてレーシック難民が生まれるのですか?
「レーシック難民」が生まれる背景には、安価な手術料金を実現するためにレーシック手術の効率化を図り、商品化ざれた「視力1.5」を確実につくり出すために画一的な矯正を行うという実態があります。また、患者側の視力に対する認識が間違っているという問題もあります。
遠方視力1.5=いい視力という思い込みが問題を引き起こし、その結果、様々なトラブルが生じているのです。
典型的な「レーシック難民」の目は、客観的に見て明らかな問題が起きているようには見えませんし、検査のデータ上は成功しているように見えてしまいます。そのため、手術を受けた病院では積極的な治療を受けられないのです。
一般眼科に行っても、レーシックの経験や知識がないため問題が解決しません。術後の長期保証を掲げる施設が倒産した例もあります。「レーシック難民」は今後さらに増えていくでしょう。
「レーシック難民」とは「どのような人たち」ですか?
レーシック手術後、目や体に何らかのトラブルが起こっているにもかかわらず、適切な治療を受けられずに行き場を失っている人たちのことを「レーシック難目と呼んでいます。
手術機器や技術の進歩とともに、レーシックにおける技術的なトラブルはぱと八ど見られなくなりました。最近増加しているのが、術後の客観的な検査データに表れない新しいタイプのトラブルです。
新しいトラブルでは、目か疲れやすい、頭痛がする、重度のドライアイ、眠れないなどの症状か出ます。程度の差はありますが、中には日常生活に支障をきたすほど重篤な症状の人もいます。
「レーシック難民」の大半は、術後の視力や検査アータには問題が出にくいが様々な後遺症が出るといった、この新しいタイプのトラブルに悩まされている人たちです。
出典:レーシックで失敗しない本(吉田憲次 著)
追加のレーシック質問

だんだんとレーシックについてわかってきました。でもやっぱり怖がりな僕には、角膜を削るとか聞くとビビッてしまうんですよね。

レーシックは角膜を薄く削り屈折率を変えることによって、視力の回復させる手術じゃ。逆に考えると、眼球の内部や網膜には一切影響を与えることがないので、失明することもないということなのじゃ。
また角膜を薄く削るという作業は、人間の手で行うのではなく、オートマチックなレーザーで行う。カンナのような物で角膜を削るという話は、今はもう都市伝説じゃよ。
そのため、レーザーが失敗して他の部分を削ってしまうとは基本的にはありえないで、これまでにもレーザーで他の部分を削ってしまった、ということも起こっていない。
目にレーザーを当てるということは、角膜だけに影響があるもので、眼球の内部や網膜にレーザーが影響を及ぼすこともないんじゃよ。

わかりました!今日の説明でレーシックに対する疑問がだいぶなくなりました。ありがとうございます!

まとめ
レーシックの失敗を心配する人が多いが、失敗と言っても失明するわけではなく、今はほとんどがドライアイが長めに続くとかいった程度のものじゃ。
もちろんレーシックも手術じゃから、他の病気の手術と同じで完全に何も事故も起こらないのかと言うとそういうわけではない。
だからこそ、そのようなことにならないために対応のしっかりとしたクリニックを選び、医師の指示に従うことが大切なんじゃよ。
2chやネット上で、品川近視クリニックや錦糸眼科などが叩かれている場合があるが、実際には大手よりも小さな眼科の方が失敗の危険性は増す場合が多い。そして本当に安全はどうかは、自分の目で一度来院してみることが重要じゃの。