レーシック難民

レーシックの手術後に、良く見えない、頭痛がするなどの目や体の不調などに悩まされる人のことを、レーシック難民と呼ぶようです。

目や体の不調の原因はレーシック手術を行ったことにある場合もありますが、その場合の具体的な原因を紹介します。

レーシック難民
 

不調の原因

レーシック手術は、基本的に近視の矯正をするもので遠方を見るときの視力が良くなります。なので視力検査をすると1.5前後までに回復するのですが、ほんのまれに近くのものが見にくくなるという事があります。

また、レーシックでは、角膜を削って視力矯正をするわけですが、このとき角膜に微妙な歪みが生じるときがあります。これは乱視の原因にもなるようで視力は出ているのですが、何か見にくいということになります。

この様な時には、頭痛、肩こり、めまいなどの症状が現れる事があるといわれています。

他には、手術による副作用、合併症の場合があります。多いものでは、ハローグレアという夜暗いところで街灯などの光が眩しく見えたり霞んで見えるといった症状やドライアイがあります。これらの症状はしばらくすると軽くなりますが、症状の軽重はレーシック手術の方法にもよるようです。

また、手術後に角膜が白く濁るという事がごくまれにあります。この場合は再手術が必要になります。

以前、東京の銀座で起きた集団感染がありましたが、これなどは例外中の例外といえるでしょう。現在営業している実績のあるところでは、感染症はほとんど起こることがないと思ってよいでしょう。

 

再手術

過矯正などの場合、再手術が考えられます。多くの場合は再手術が可能ですが、角膜に感染症のある場合や、他の目の病気になってしまった場合等は再手術ができないこともあります。

また、再手術で最初の手術前の状態に戻すことは不可能です。