レーシックは誰でも受けられるのか

医者の説明

視力が弱い人にとって、レーシックとはとても画期的でありがたいものです。しかし何にでも利点と欠点があるものです。レーシックの欠点にはどういったことがあるのでしょうか。

まず最初の段階で、レーシックの手術は、希望した人のすべてが受けることができるわけではありません。レーシックは角膜を削ることで視力回復を図るので、角膜が薄い人や合併症がある人は受けることができません。

また、年齢が20歳未満の場合、視力が安定していないので受けることができない場合がほとんどです。医師にも止められるでしょう。
 

合併症という欠点?

レーシック手術後に、個人差はありますが合併症の症状が出る場合があります。どのようなものかと言うと、コントラストの感度が低下することや、ハロやグレアという光がぼやけて見える症状があります。

またよくあるのが、レーシックの手術を受けた後にドライアイになることです。

レーシックの手術を受けると、手術後にはこういった症状が起こりうるものだという認識は必要です。

考えられる術後の合併症や後遺症

 

レーシックの欠点

レーシックの欠点には、裸眼の時の視力は回復するのですが、視力が安定しない際に、メガネやコンタクトレンズを使用した矯正視力は、低下する場合もあるようです。

また、角膜を削りすぎると遠視になることや(これはほぼない)、白内障の手術を行った時には、眼内レンズの度数ずれを起こす場合もあるようです。

レーシックの手術を受けても、どこまで視力が回復すればいいのかは、職業などで個人差があります。

例えば、パイロットを希望している人が、パイロットになるために視力の回復を希望してレーシックを受けた場合、一般の職業であれば、何の問題もないほど視力が回復していたとしても、航空身体検査基準に不合格になるといったこともあります。

さらに、レーシックの欠点には、公的な医療保険の対象にはなっていないということがあげられます。

医療保険の対象となっていませんが、すべての人に対応しているわけではありませんが、レーシックの手術は高額なものですので、年間で10万円以上の医療費が控除される医療控除の対象となる場合もあるので、この点は、可能な対処方法を知っておくとよいでしょう。